2014年京大入試理系数学の講評
京都大学時計台

2014年京大入試数学の講評

解等例はコチラ⇒2014年京都大学入試解等速報・入試問題と解等例

京大入試理系数学・・・昨年並みかやや難化

  1. 問題1 空間ベクトル・点P君・最大最小 文系との共通問題 難易度:標準
  2. 問題2 確率・漸化式 漸化式をたてる問題 難易度:やや易
  3. 問題3 三角関数・三角比・最大最小 正弦定理と面積 難易度:標準
  4. 問題4 二次不等式・分数関数 二次不等式(a,b)の取りうる範囲 難易度:標準
  5. 問題5 整数 いろいろなアプローチができる整数問題 難易度:やや難
  6. 問題6 微分・積分・面積 曲線と曲線で囲まれた部分の面積  難易度:標準

問題の難易度は2013年より少しだけ難しくなった感がある。

手間のかかる問題が多いため時間配分で苦しんだ受験生も多かったことでしょう。

数学の平均点は下がり、全体的に合格最低点は下がると思われます。(特に理系学部)

前半の問題1,2,3,4は完答したいところ。問題6は手間はかかるが解き切りたい問題。問題5はやや難しいが部分点をとりやすい問題。しっかりと方針を示していれば部分点を狙える。こういった問題で部分点を稼げるテクニックを身につければ数学の得点が安定する。
問題5,6は時間がかかるので後回しにしたいところ。
工学部・理学部・薬学部・農学部・総人(理系)・経済(理系)・教育学部(理系)では問題1,2,3,を完答。問題4,5,6は確実に半完したいところ。
医学部医学科は問題1,2,3,4,6を完答。問題5は半完といったところか。
順調に問題を解ければ十分満点を狙える問題である。

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