一般的な英語辞書に記載されている英単語の中で最も長い英単語は
「pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis」
「ニューモノウルトラマイクロスコーピックシリコヴォルケーノコニオシス」
です。
さてこの単語の意味は何でしょうか?
答えは
「超微視的珪質火山塵肺疾患」
という病気の名前です。
英単語の意味を覚えるには、その成り立ちや構成を理解することが効果的です。
この長い英単語を分解してみましょう。
「pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis」
「ニューモノウルトラマイクロスコーピックシリコヴォルケーノコニオシス」
- pneumono (ラテン語で「肺」)
- ultra (ラテン語で「超(ウルトラ)」)
- microscopic - 微視的・顕微鏡(ラテン語の mikron「小さい」、skopos 「視界」)
- silico - (ラテン語で「ケイ素」(珪素))
- volcano - (ラテン語で「火山」)
- coni - (ギリシア語の 「konis」(塵))
- osis - (ギリシア語で「病気・症状」
どんな病気かというところまで、英単語を見るだけで想像できてしまいますね。
(非常に微視的な珪質の火山塵を吸い込むことによって引き起こされる肺の病気)
大学受験でここまで長い英単語が出題される可能性は低いですが、普段から英単語の成り立ちや構成を考えながら単語を覚えることを習慣付けましょう。
ちなみにこの英単語の複数形は
「pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconioses」です。
どこが変化したか解るでしょうか?
語尾の「i」が「e」に変化しています。
京大入試対策アドバイス
- 京大英語では必ず知らない単語が出てきますので、単語の意味を予測する能力が必須です。
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