6月21日(旧暦5月24日)は二十四節気の一つ「夏至(げし)」です。
『暦便覧』では「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以てなり」と説明している。
夏至は一年で最も昼が長い!!
夏至(げし)
コンテンツ
非表示
- 一年で最も昼が長い
- 夏みかんがが美味しいころ
- 夏至のころの花「姫百合」⇒花言葉一覧 花言葉は「変わらぬ愛らしさ」
- 尾張地方では「いちじく田楽」を食べる風習がある
- 大阪では夏至から11日目までにタコを食べる習慣がある。(稲の根がタコの八本足のように深く張ることを祈願するため)
世界に目を向けてみるとギリシャ北部では未婚女性がイチジクの木の下に自分の持ち物をおいて将来の夫を夢見る「夏至の魔法」という伝承がある。
「夏至の日」と「いちじく」
遠くはなれ日本の尾張地方とギリシャ北部、夏至の日といちぢく、昔から何かつながりがあったのだろうか・・・。
いちじくの花言葉は「実りある恋」であるし、夏至の花である姫百合の花言葉は「変わらぬ愛らしさ」。
「夏至」とは世界的に恋する乙女の日なのかもしれません。⇒花言葉一覧
今日は娘にいちじくタルトを買って帰ろう。
「いちじく」と「いちぢく」
いちじくを漢字で書くと「無花果」、「一熟」。
- いちじくの花は実の中にあり、外からは見えません。そこから「無花果」という表記が誕生しました。
- いちじくは一日に一粒ずつ熟するので「一熟」と表記することもあります。
「いちじく」と「いちぢく」よく間違われますが「いちじく」が正解です。
「一熟」の漢字を覚えておくと読み方の間違えはなくなるでしょう。(いちにち に ひとつぶ ずつ じゅくす)
ちなみに「いちじく」を英語で言うと「fig」。
夏至は夏の季語としても使われます。
次の二十四節気は7月7日(旧暦6月11日)の小暑(しょうしょ)です。
関連記事