6月6日(旧暦5月9日)は二十四節気の一つ「芒種(ぼうしゅ)」です。
『暦便覧』では「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり(イネ科の穀物の種をまくころ)」と説明している。
芒種の語源:芒種の「芒(ぼう)」は「芒(のぎ)」のことである。「芒(のぎ)」すなわち稲でいう籾殻にあるとげのような突起)を持った植物の種をまくころ
芒種(ぼうしゅ)
- ちょうど梅雨に入るころ
- 腐草為蛍(ふそう ほたると なる) : 腐った草が蒸れ蛍になる。蛍が飛び交うころ
- 梅の実が青から黄に変わるころ
- 沖縄では、一つ前の節気である小満と合わせた小満芒種(すーまんぼーすー)という語が梅雨の意味で使われる
昨日、京都市左京区の某所までホタルを見に行ってきました。23時ごろでしたが10頭ほど飛んでいました。この芒種の期間がホタルの見頃ですので、しばらくはホタル狩りを楽しみたいと思います。
ホタルの時期:芒種のころ
ホタルの時間帯:19時ころから飛び始め、20時ころがピーク。時間が遅くなると減ってくる
ホタルの数え方:1匹、2匹と数えられることが多いが、本来は1頭、2頭と数えるのが正解。
芒種は夏の季語としても使われます。
次の二十四節気は6月21日の夏至(夏至)です。
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