受験勉強を恥ずかしく思っているのか、「俺は勉強してないぜオーラ」を出している人がいます。
一日10時間も勉強するなんて恥ずかしいと思っている人がいます。⇒受験生の勉強時間アンケート
5月のこの時期に、合格が確定しているような大学はあなたの行くべき大学ではありません。
受験生のやるべきことは受験勉強です。
がむしゃらに勉強しなさい。
まずは志望大学に合格しなさい。
本日の受験の格言はそんな受験生に贈りたい言葉です。⇒受験の格言・名言(迷言)
「一事を必ずなさんと思はば、他の事の破るるをもいたむべからず、人の嘲りをも恥づべからず。万事にかへずしては、一の大事成るべからず。」
これは吉田兼好の徒然草 百八十八段の一節です。
「一つのことを必ず成し遂げようと思うのであれば、その他のことが成り立たなくても嘆いてはならない。そして人が馬鹿にしても恥じてはいけない。あらゆることを犠牲にしなければ、一つのことを成し遂げることはできない」
受験生はかっこつけなくてよいのです。
がむしゃらに勉強するのです。
その姿を、格好悪いと嘲笑する人がいても、気にすることはないのです。
受験勉強以外のことを犠牲にしなければ、志望校合格には届かない。
それくらいの覚悟を持って受験勉強をしましょう。
たった一年です。
合格してから好きなことをしましょう。
ちなみに「吉田兼好」は京都大学正門前の吉田神社の神主の息子です。⇒吉田神社の節分祭と京大合格祈願~京大入試前にお参りしたら合格!?
吉田兼好について
鎌倉・南北朝時代の歌人であり随筆家。日本三大随筆のひとつ「徒然草」の作者。俗名は卜部兼好、法名は音読して兼好。「吉田」の称は吉田神社の神主の家の出身であることにちなむ冠称で苗字ではない。吉田兼好よりは兼好法師と呼ぶ方が正しい。