ちんぷんかんぷん(珍糞漢糞)の意味と語源
ちんぷんかんぷんの意味:
言葉や話がまったく通じず、何が何だか、さっぱりわけのわからないこと。また、そのさま。
ちんぷんかんぷん:漢字で書くと
- 珍糞漢糞
- 珍粉漢粉
- 珍紛漢紛
- 陳奮翰奮
など、いろいろな書き方がある。
江戸時代の儒学者が難しい漢語つ使って教養をひけらかしているのを聞いた庶民が儒学者を冷やかすために作った言葉である。
そのため「珍」や「糞」などの漢字をあえて使ったのであろう。
漢字としては「珍糞漢糞」を覚えたおきたいところだが、他の漢字も読めるようにはしておきたい。
「ちんぷんかん(珍糞漢)」に「ふん」を重ねてリズムよくした言葉が「ちんぷんかんぷん」なので「ちんぷんかん(珍糞漢)」も同じ意味である。
答案を書く際に気をつけたいこと
大学入試において
「白紙では絶対提出するな!」というのは鉄則であるが、だからといって珍糞漢糞な内容を書き連ねても、部分点は見込めない。
問題を解いているうちに間違っていることに気づいた場合は、その旨を解答用紙に書いておこう。
(もちろん時間がある場合は正しい答案に修正しよう)
時間が無くて問題を解ききることができない場合は、問題を解く方針だけでも書いておこう。
旧帝大学をはじめとする国公立大学では思った以上に部分点がもらえることがある。
昔の京大入試では数学の計算用紙まで採点して、部分点をくれた!なんてことがありましたが、最近では厳しい採点になってしまった。
特に数学では一昔前に比べてかなり、採点が厳しくなった印象です。(問題はかなり簡単になりましたが)
とはいえ、解答の論理の流れは重視されていて部分点も期待できます。
中身のある内容で白紙を避けることが大学入試で重要なのは間違いありません。
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