前回の「鹿せんべい問題」
で私が直径を「l(アルファベットエルの小文字)」とおいていたところ、「直径はdとおきなさい」と先輩からお叱りを受けました。
老爺心ながら、エンジニアの立場からひとこと付け加えさせていただきますと、直径はやはり「diameter」の「d」(または「D」)としておくのが素直かと。(「l」は「length」。)ちょっとしたことですが、こういう変数の名前一つ、キーになるパーツの名前の付け方一つで、やはり仕事の効率も変わって来るものなので。(てなことも、いつか社会に出る塾生のみなさんにも伝えてさしあげてください!応援しています!)
T先輩ありがとうございます。
今回の反省を生かし、数学でよく使う記号&アルファベットをまとめておきました。以前にまとめた「数学でよく使うギリシャ文字の読み方」もあわせてご活用ください。
数学でよく使う記号、アルファベット
- 面積s:surface,sum,summation
- 面積a:area
- 体積v :volume
- 長さl :length
- 高さh :height
- 間隔d :distance
- 速度v :velocity
- 質量m :mass
- 時間t :time
- 加速度a :acceleration
- 自然数n:natural number
- 自然数m:mはnの隣の文字
- 未知数x,y,z:デカルトが最初に使ったものが定着したもの
- 関数f:function
- 関数g:gはfの隣の文字
- 判別式D:discriminant
- ルート√:root(根・平方根)のrを変形させたもの
- 原点O:origin
- 点P:point
- 点Q:QはPの隣の文字
- 角度θ:古代ギリシャ語の角度を表す単語の頭文字
- 円周率π:ギリシャ語のπεριφερηζ
- 半径r :radius
- 直径D:Diameter(外径)
- 直径d :diameter(内径)
- ネイピア数e:Euler's number(自然対数の底)
- 虚数i:imaginary number
- 微小量Δ:differential
- 微分記号d:differential
- 偏微分記号∂:differential
- 数列の和Σ:sum, summation
- 積分記号∫:sum, summation の頭文字Sを変形
- 積分定数C:constant
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