2014年京都大学の物理・化学はやや易化(東大化学は難化)・難易度感想

2014年の京大入試が終わりました。受験生の皆さんお疲れ様です。

2014年折田先生像説明文

手ごたえはいかがだったでしょうか。

2014年の京大入試関連の記事はコチラ

2014年の化学と物理の難易度感想を記しておきます。

2014年京大化学・・・・やや易化

今年の京大化学は簡単でした。京大対策をしっかりしていた受験生はかなりの高得点を狙えそうです。芳香族化合物の構造決定などは京大頻出の典型問題だけに確実に得点しておきたい。計算も特段難しくなく、60分ほどで解けた人もいたのではないだろうか。
化学を早めに片付けた人はもう一科目にたんまりと時間を使えたことだろう。物理も得点しやすい問題だっただけに化学・物理の組み合わせの人は運が良かったといえそうだ。
2014年の東大化学が難化していただけに、今年の京大化学の簡単さがより際立っている。⇒2014年東大難易度速報

2014年京大物理・・・・やや易化

問題1の「台車とその上のばねの運動」は京大でも何度か出題されている京大らしい問題である。確実に完答しておきたい。問題2,3も昨年に引き続き電磁気と熱力学の問題であった。しっかりと京大対策をしていれば高得点を狙うことも可能だろう。
化学・物理選択の受験生はうまく時間を使えば理科でかなりの高得点を狙えるのではないだろうか。
力学問題は頻出問題とはいえ、少々骨の折れる問題であったためここでつまずいて総崩れになった人もいるかもしれない。

京大理系学部の合格最低点は下がると予想しています。学部別の合格最低点予想は現在予想中です。もうしばらくお待ちください。

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