お転婆(オテンバ)
とは、「男勝りの活発な女の子」「手に負えないじゃじゃ馬娘」という意味である。
我々の世代だとオテンバで頭に思い浮かぶのは「キャンディ・キャンディ」である。
オテンバの語源
さてさて、このオテンバの語源には諸説あるが、まずはオランダ語説を紹介しておこう。
オランダ語で「馴らすことのできない」という意味のotenbaer(オッテンバール)が変化して「オテンバ」という意味になった。
なるほど、しっくりくる語源である。
ちなみにビールも1724年(享保9年)にオランダ人が日本に持ち込んだもので、オランダ語のbier(ビール)が語源である。
英語のbeer(ビア)よりも日本で定着していますね。
さて、オテンバの語源であるが
「御伝馬(おてんま)」という宿駅で、公用として使われていた馬が、普通の馬より元気よく跳ね回ったのでそこから転じてオテンバになったという説。
はたまた、
出しゃばって足早に前を歩く女の子のことを「てばてば」といったことから、頭に「お」をつけて少しやわらかくした上でオテンバになったという説。
など、いろいろありますがどれもしっくりくる語源ですね。