作家である井上ひさしさんの言葉。
「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」
この言葉を受験生向けに解釈してみました。
「易しい問題を深く、深い問題を面白く、面白い問題をまじめに、まじめな問題をを愉快に、そして愉快な問題を愉快にやっていけば、難しい問題も易しく解けるようになります」
難関大学を目指すから難しい問題を苦労してやらなくてはいけないと思っている人が実に多い。
どんな難しい問題も、易しい問題を深く掘り下げることで解けるようになります。
志望校の過去問をやってみて、「自分にはまだハードルが高いな」と感じたら、その分野の易しい問題を深く掘り下げていきましょう。
愉快に問題を解けるようになったら、志望校の問題もきっと解けるようになっているはずです!
【国語のお勧め参考書】
良い文章を書けるようになりたい受験生にお勧めの「井上ひさし」さんの本
- 一番大事なことは自分にしか書けないことを、わかりやすく書くこと
- いきなり核心に入ること
- なるべく短くすること
まず原稿用紙の使い方、題のつけ方、段落の区切り方、そして中身は自分の一番言いたいことをあくまで具体的に―。活字離れと言われて久しい昨今ですが、実は創作教室、自費出版は大盛況、e‐メールの交換はもう年代を問いません。日本人は物を書くのが好きなんですね。自分にしか書けないことを、誰が読んでも分かるように書くための極意を、文章の達人が伝授します。
解りやすく文章を書く本だけあって、とても読みやすい。2次試験で国語がある受験生はぜひ目を通しておきたい。解答技術が大幅UP!?
⇒「井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室 (新潮文庫)」