京大工学部女子の就職先と女子の割合
京都大学時計台
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京都大学工学部志望の女性の方から質問を頂きました。

Q:「はじめまして。京大工学部を受験しようと思うのですが女の子が受験しても大丈夫でしょうか?京大理系女子の就職先ってどんなところなのでしょうか?」

 

京都大学は男性の方が多い、特に京大理系は男性が多いというイメージがあります。実際の男女比はどんなものなのか調べてみました。

 

2011年度(平成23年)京都大学合格者数は2938名。そのうち男性は2256人、女性は682人でした。

京都大学(23年度合格者)の男女比率は男性77%女性23%ということになります。

 

 

ちなみに女性が多い学部は

  • 教育学部文系で合格者数51人中、男性25人、女性26人
  • 医学部で合格者数265人中、男性126人、女性139人(看護学専攻に女性が多い。医学科は男85人、女25人)
  • 薬学部で合格者数83人中、男性46人、女性37人

 

となっています。

 

工学部では合格者970人中、男性888人、女性82人。

工学部全体の8.5%が女性ということになります。

 

京都大学工学部に入学するとクラス単位に分けられるのですが、女性がまったくいないクラスも多々あります。

女性は同じクラスにまとめられる傾向があります。

 

学科によっても女性の比率にばらつきがあります。

工業化学科建築学科は比較的女性に人気があります。

  • 工業化学科 207人中、女性33人
  • 建築学科 82人中、女性20人

 

就職先について

 

化学系ですと、化粧品会社や企業の特許部門への就職に人気があります。

(私が知っているところでは、花王やオムロンなど)

 

工学部全体的にみると、メーカーへの就職が多いです。

 

日本には有名なメーカーがたくさんありますので、メーカー企業の知的財産部などを視野に入れると選択肢が広がってきます。

 

京大でしっかり勉強していれば、女性だからという事は気にする必要はありません。

自分の将来やりたいことに近づける学科を選択してください。

 

 

 

 

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